「上司と会話するのが苦手」という人は多くなっています。上司や目上の人と会話するときは、いくつかのポイントを押さえれば、関係がよくなり、仕事をスムーズに進められます。上司との接し方でポイントとなる会話術を習得しましょう。お局と呼ばれる難しい上司にも、この会話術は使えます。
1つめのポイントは【質問で会話を切り出す】ことです。基本的に、質問されることが嫌いな大人はあまりいません。ただし、何でも聞けばいいわけではありません。一歩間違うと、「自主性がない」「自分で考えることができない」と思われてしまうので、質問の仕方がポイントになります。
それが2つめのポイント【教えてくださいの精神で質問する】ことです。「分からないので教えて下さい」という態度を前面に出しましょう。中途半端に知ったかぶりをするのはよくありません。素直に知らないことは「知らない」、分からないことは「分からない」と言う方が、可愛がられます。未熟な部分、できないことをさらけ出す部下は実は愛されるのです。
3つめのポイントは、接し方というより、覚えておくべきことですが【部下からの質問は嬉しいもの】だと上司は思っているということです。基本、上司はどこかで頼られたいと思っています。お局も例外ではありません。ですから、積極的に頼りましょう。何を質問したらよいか分からないならば、簡単な質問から始めてみましょう。「○○さんがこういう頃はどうでしたか?」のような質問は、上司も話しやすいでしょう。上司がすでにできていることを、どうすれば自分もできるようになるのか質問すれば、上司から可愛がられ、現在の悩みも解決するはずです。